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第11回 感情の乱れと臟腑の関係について |
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臓腑の働きは感情にも左右される 中医学では、精神を刺激する喜、怒、憂、思、悲、恐、驚、を「7情」と呼び、それぞれ臓腑と密接な関係にあると考えています。精神への過剰な刺激は、関連する臓腑に影響し、思わぬ症状を引き起こす原因となるのです。
特に影響を受けやすい臓腑は心、肝、脾(胃)の3つです。ストレスによる神経性胃炎は有名ですが、女性の生理痛や生理不順に肝機能の低下が大きく関わっており、原因のほとんどが精神的なものであることをご存知でしょうか?本来は喜ぶべき事、例えば数十年ぶりの親子の再会や宝クジの当選なども、突然で度が過ぎると心にかなりの負担をかけてしまいます。また、臓腑の異常が「七情」に影響することもあります。肝を患ってから以前より怒りっぽくなったり、胃を悪くしてから色々考え込むようになったり・・・精神と身体は常に連係を保っているのです。 ヤケ酒、ヤケ食いは百害あって一利なし 「気」は大きく三つに分けられます。 |
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